同じ検索データでも、どの日付と指標を選ぶかで良くも悪くも見えます。私たちの制作事例には数字が載っているので、数字を公開するときに守っているルールをここにまとめます。
すべての数字に出典と日付を付ける
数字にはそれぞれ、Search ConsoleやGA4などの出どころと、対象の日付を明記します。比べるときは同じ長さの期間どうしを比べます。2026年9月28日には、9月25–27日と9月22–24日、3日間と3日間を比べました。
直近のデータは明記する
Googleの検索データは、直近の2、3日分がまだ変わることがあります。期間にその日が含まれる場合は「9月26–27日は速報値です」のようにページに書きます。確定したデータなら、そう書きます。
件数は下限値で、用語は定義する
Search Consoleはプライバシー保護のために匿名化した検索を除いて表示します。そのため「40の検索語で1位」と書くとき、実際の数はそれより多い可能性があります。用語は使う場所で定義します。1位の検索語は平均掲載順位1.5未満、1ページ目は平均10位以内です。
平均は、お客様が店を見つける場所を隠すことがある
すべての検索の平均掲載順位には、お客様が実際に使う検索と、ずっと下に表示されるまれで長い検索が混ざります。大事な検索で上位にあっても、平均は中途半端に見えることがあります。そのため平均の横に、1位の検索語の数などの件数も示し、例となる検索語を挙げます。検索の多い一般的な語から順に、店名や競合店の名前は除きます。
注文ではなくクリック
飲食店サイトは、お客様をDoorDash、Grubhub、Uber Eats、ChowNowに送って注文してもらいます。私たちに見えるのはサイトを離れるクリックで、その後の注文ではありません。そのため「注文」ではなく「注文ボタンを押した人」と書き、クリックに金額は付けません。
訪問者数は使わない
加工していない訪問者数には、データセンターからのものを含む自動のトラフィックが混ざり、どのフィルターでも完全には除けません。私たちが計測するサイトでは、代わりに注文や電話のクリックといった行動を報告します。
以前のデータがなければ、前後の比較はしない
サイトの検索データが私たちの接続した日から始まる場合、比べる以前のデータはなく、そのことを明記します。新しいドメインが本当にゼロから始まった場合は、2026年9月22日のCocobangのように登録日を書きます。
時期は原因ではない
変更の後に数字が上がったら、変更の後に上がったと書きます。数日のデータでは、ひとつの変更を、季節、競合店、新しいレビュー、Google自体など、検索結果を動かすほかのすべてと切り分けられません。
選ぶのは指標で、数字ではない
制作事例には数字3つ分の場所があるため、どの正しい指標を見せるかを選びます。1位の検索語の数が平均掲載順位より多くを語ることもあれば、1日の数値が新しいサイトの最初の数日を示すこともあります。指標を選ぶのは私たちです。すべての数字は、横に書いた日付について出典が報告したままの値です。
ルールのまとめ
- すべての数字に出典と日付を書く。
- 同じ長さの期間どうしで比べる。
- 速報値は明記する。
- 匿名の検索を除いた件数は下限値と明記し、1位と1ページ目を定義する。
- 注文に向かうクリックを注文と呼ばず、金額も付けない。
- 訪問者数は報告しない。
- 以前のデータがなければ、前後の比較はしない。
- 変更後の上昇は、原因ではなく時期として書く。
このルールは、制作事例の検索と分析の数値に適用します。
